CASE
集計の手作業をなくし、マーケターが最新の統合データを見られる状態に
株式会社DeNA SOMPO Mobility
個人間カーシェアサービス「Anyca」を運営
株式会社DeNA SOMPO Mobility様は、個人間カーシェアサービス「Anyca」を運営する企業です。
個人が所有する車を、別のユーザーが必要なときに借りられるマッチング型のカーシェアサービスとして、車を持つオーナーと使いたいドライバーをつなぐプラットフォームを提供しています。
本プロジェクトの支援対象は、株式会社DeNA SOMPO Mobility様のマーケティング部門です。
ユーザー行動データと車両データが分断され、統合分析ができていなかった
株式会社DeNA SOMPO Mobility様では、ユーザーの行動データと車両データがそれぞれ別々のシステムで管理されており、横断的な分析を行うことが難しい状況にありました。
データが分断されているため、ユーザーの利用状況と車両の稼働状況を掛け合わせた分析ができず、マーケティング施策の最適化に必要なインサイトを得ることが困難でした。
また、データの集計・加工を手作業で行う必要があり、意思決定のスピードにも課題を抱えていました。
BigQuery × Dataformでデータ統合、Looker Studioでリアルタイム可視化
別々のシステムにあったユーザー行動データと車両データを、共通の場所で組み合わせて分析できる状態に整えることを起点に、設計と可視化までを一貫して組み立てました。
ユーザー側と車両側のデータを、同じ場所で組み合わせられる状態を志向
本プロジェクトの起点は、ユーザーがどう動いているかと、車両がどう使われているかを掛け合わせて分析できる状態を作ることでした。
そのために、別々のシステムで管理されていた両方のデータをBigQueryに集約し、Dataformでモデリングを管理することで、ユーザー軸でも車両軸でも同じ意味で読み取れる形を整えました。
BigQueryに統合、Dataformでモデリング、Looker Studioで可視化

データソース:ユーザーの行動データと車両データ(それぞれ別システムで管理されていた)
データ基盤:BigQuery。ユーザー側と車両側のデータを統合し、横断的な分析が可能な土台を構築
モデリング:Dataformでデータの粒度・命名を統一し、ユーザー × 車両を掛け合わせた多角的な分析が成立する形に整備
可視化:Looker Studioでリアルタイムダッシュボードを整備。最新データを即座に確認できる環境を構築し、マーケティング部門が自律的にデータを参照・活用できる体制に
マーケが最新データを自律参照、施策サイクルが大幅に短縮
ユーザー行動データと車両データのBigQuery統合、Dataformでのモデリング、Looker Studioでのリアルタイム可視化を経て、株式会社DeNA SOMPO Mobility様のマーケティング部門に起きた変化は次の通りです。
| 観点 | Before | After |
|---|---|---|
| 分析の組み合わせ | ユーザー行動と車両稼働は別々のシステム | ユーザー × 車両を掛け合わせた多角的な分析が可能 |
| 集計・加工の工数 | 手作業による集計・加工が必要 | 自動化により、戦略立案に時間を使える |
| データ参照のスピード | 集計を経ないと最新数字に届かない | Looker Studio上で即座に最新データを確認できる |
加えて、マーケティング担当者がエンジニアや分析担当者を介さずに最新データを自律的に参照できるようになり、施策の立案・実行サイクルが大幅に短縮されました。
ユーザー行動と車両データを掛け合わせた多角的な分析が可能になったことで、施策の根拠の質も高まっています。


